ふみいしにされたくようとうのたたり
踏み石にされた供養塔の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 寺の供養塔を踏み石に使った男の夢に若い女が現れて怒り、石を戻すと夢が止んだという延宝年間の話。
- 細部
- 二本松市に伝わる延宝年間の話。ある者が庭を造る際、寺の裏山にあった古い石塔を持ち出し、踏み石として使ってしまった。それからというもの、夜ごと夢に若い女が現れては、なぜ自分をここへ連れてきたのかと怒りをぶつけてくるようになる。困り果てて人に相談したところ、ある老人が、80年前に若くして亡くなった娘の供養塔を踏み石にしてしまった祟りだろうと告げた。そこで石を元あった場所に戻すと、夢はぴたりと止んだという。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第2期』所収、神谷養勇軒「新著聞集」に記録がある。
- 地域
- 福島県二本松市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ