れいじゃ
霊蛇
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 淵に潜んで人を害した蛇を宇都宮永綱が射止めたが、その霊が祟り、寺を建てて鎮めたという。
- 細部
- 宇和町の安楽寺の地はもともと深い淵であった。そこに霊蛇が棲みついて近隣の人々に害をなしていたため、宇都宮永綱がこれを射止めた。ところが今度は退治された蛇の霊が祟るようになり、災いが絶えない。そこで淵の半ばを埋めて平らげ、大小二つの池を掘ったうえで精舎を建て、法によってその霊を断ったと伝えられる。退治した相手をそのまま祀り鎮める形の縁起で、寺の草創由来として語られている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興「伊豫の妖怪変化」と、1983年刊『愛媛県史』第五章第三節の御霊信仰の項に載る。
- 地域
- 愛媛県西予市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ