れい
霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 豊田市小原町には、谷で死んだ花嫁の祟る霊と、四国巡礼中に死に里帰りを願って乗り移る先達の霊、二つの言い伝えが残る。
- 細部
- 豊田市小原町には霊にまつわる話が二つ伝わっている。一つは、嫁入りの道中で仲間割れが起こり、谷底へ突き落とされて命を落とした花嫁の話で、その霊がいまも祟るとされ、同じ道を通る花嫁行列には不幸が起きるという。もう一つは、四国八十八カ所霊場の三十三番目にゆかりのある霊で、案内役の先達に乗り移り「家へ連れて帰ってほしい」と訴えたという。これは三年前、その霊場のある山で道に迷い命を落とした川下の住人が、案内者を欠いたために極楽へ行けずにいたものだと語られている。
- 広まり方
- 1988年の『中京民俗』所収、大塚貢・柴田操・安浪香理による口承文芸の記録と、1975年の『民俗採訪』にある國學院大學民俗学研究会の愛知県西加茂郡小原村調査、双方に伝えられている。
- 地域
- 愛知県豊田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ