いぬをつれたむすめのれい
犬を連れた娘の霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 国道で乗せた犬連れの娘が家へ入っていくのを追うと、その家では嫁ぎ先での死の報せを受けていた。
- 細部
- ある秋の夜、国道五十六号線を車で走っていたところ、路肩に犬を連れた若い娘の姿があった。一緒に乗せてほしいというので同乗させ、ここでよいですと言われた場所で降ろす。気になって様子をうかがうと、娘は明かりのついた一軒家へ、玄関を開けもせずに入っていった。その家では、嫁いだ娘が亡くなったという知らせがちょうど届いたところだったという。乗せた相手が死者だったと後から分かる、いわゆる幽霊同乗譚の一例である。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、中川貴好「怪異五話」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県伊予市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ