らいこうとのやくそく
雷公との約束
国内
未確認生物
- どんな話か
- 池の近くに落ちた雷を老婆が盥で伏せて捕らえ、以後この地方には落雷がなくなったという。
- 細部
- 三重県桑名市の池の近くで雷が落ちたとき、居合わせた老婆がとっさに盥を上から伏せ、雷を中へ閉じ込めた。盥の内側にいた雷公は、これからはこの土地へ落ちないと約束した。その後、この地方では落雷がなくなったと伝わる。『伊勢民俗』1952年の「北勢の伝説 其一」(編集部)に、桑名の話として記録されている。別の記録では、赤須賀の老婆が家の井戸へ落ちた雷をふたで封じ、へその佃煮の作り方を教えることを条件に解放した。教わった方法を蛤に用いたものが、しぐれ蛤の由来になっている。
- 広まり方
- 1952年刊『伊勢民俗』所収「北勢の伝説 其一」(編集部)による。
- 地域
- 三重県桑名市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ