らいじゅう
雷獣
国内
未確認生物
- どんな話か
- 岩槻の永井家知行所に雷獣が落ち、畑で捕らえられたが餌を食べず死に、剥製は子犬に似た姿で爪は熊のように鋭く、後ろ足の関節が一節多かったという。
- 細部
- 岩槻にあった永井家の知行所に雷獣が落ちてきたことがあった。雷獣は畑の周りを走り回っていたところを人々に捕らえられたが、えさを食べようとせず、そのまま死んでしまった。死んだ後に剥製にされたその姿を見ると、全体の様子は子犬に似ており、爪は熊のように鋭く伸びていた。後ろ足の関節の折れ方は普通より一節多く、体は薄く柔らかい毛に覆われていたが、その中に太くこわい毛がむらむらと生えていたという。
- 広まり方
- 1980年刊行の『続日本随筆大成』に収められた小栗百万「屠龍工随筆」に記されている。
- 地域
- 埼玉県さいたま市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ