なみえのさおでかえるらいじゅう
浪江の竿で帰る雷獣
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天に帰れず社に迷い込んだ雷獣を院主が竿で助け、その功で社領を与えられたという話。
- 細部
- 享保の頃、大聖寺の門内にある小さな社で、天へ帰れなくなった雷獣が見つかった。院主がこれを哀れみ、地面に竿を立てて登らせてやったところ、無事天へ戻っていった。この出来事を聞いた建廟はこれを奇異なこととして、社に一石の社領を与えたという。動物でも神獣でもない不思議な生き物が寺の境内に迷い込み、人の手で天へ帰されたという筋立ては、雷にまつわる伝承の中でも珍しい部類に入る話とされている。
- 広まり方
- 1967年刊行『福島県史 24 民俗2』、山田紀元による安政二年標葉郡誌の記述にみえる。
- 地域
- 福島県浪江町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ