らいじんこう
雷神皇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 石川郡浅川の百姓夫婦が篤く雷神宮を敬っていたところ、赤子を襲おうとした巨大な白狼を落雷が撃退したという話。
- 細部
- 陸奥国楢葉郡浅川に住んでいた百姓夫婦は、日頃から雷神宮を篤く敬っていた。ある春の日、二人がそろって畑を耕していたとき、揺り籠に寝かせておいた幼子のそばに、体長が八、九丈もあろうかという白い毛の大狼が忍び寄り、牙をむいて赤子を襲おうとした。そのとき突如雷鳴が轟き、落雷が大狼を直撃して撃ち殺したという。人々はこれを、日頃から雷神を信心していたことの験と受け止めた。
- 広まり方
- 1983年刊行の『続日本随筆大成』別巻に収められた「巷街贅説」(塵哉翁)に載る話である。
- 地域
- 福島県浅川町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ