らいじん
雷神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天へ昇って雷の仕事を手伝った樵が、村の水不足を案じて雨壷を傾けた顛末を語る話。
- 細部
- 木を伐る男がひょんなことから天上へ昇り、雷の仕事を手伝うことになった。作業のさなか、自分の住む村が水に乏しいことをふと思い出した男は、雨を溜めた壷を傾けて地上へ降らせた。ところが村へ帰り着いてみると、注ぎすぎた水が一帯を満たし、そこは湖へと変わっていたという。恵みを願う気持ちがそのまま度を越した災いへ転じる筋立てで、水にまつわる土地の成り立ちを説く語りになっている。
- 広まり方
- 1921年の『郷土趣味』所収、神田千代八「鳴神餘響」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ