おぞきもの
おぞきもの
国内
未確認生物
- どんな話か
- 氷ノ山麓の谷で女が見た7尺ほどの生き物は、角が1本で体が金色に光り、青竜の絵のような姿をしていたという。
- 細部
- 氷ノ山のふもとにある鵜縄村で、子供2人を連れて草籠を背負い谷筋に入った女が、橋の下に潜む全長7尺ほどの何かを見つけて恐ろしさに逃げ帰った。話を聞いた村人たちが道具を持って確かめに行くと、その正体は拍子抜けするほどおとなしい生き物だった。頭には角が1本生え、手足を備え、体表は木の葉のような緑に金色の光沢を帯びて、まるで絵に描かれた青竜を写し取ったような姿をしていたという。試しに撫でてやると、うれしそうな様子を見せたと伝わる。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成』第一期所収、伴蒿蹊『閑田次筆』に記された話である。
- 地域
- 兵庫県養父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ