おゆだち
お湯だち
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 伝染病が流行った際、塩湯を煮立てて幣束を浸し、熱くても不思議と火傷しない湯を人々に振りかけた神事。
- 細部
- 伝染病が広がったときなどに、おさごを供えたうえで塩を入れた湯を煮立て、神が乗り移った状態のまま幣束をその熱湯に浸して村人たちに振りかける神事が行われていた。実際には熱湯であるにもかかわらず、浴びた人が不思議と熱さを感じることはなかったという。この湯がかかりさえすれば病気が伝染しないと信じられており、共同体を災厄から守る神事として機能していた。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(九・民間信仰 2 災難よけ)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ