おうぎゅう
黄牛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 東上村の雌滝で鮎を獲ろうとした六左衛門の前で水が逆巻き黄牛が現れて吼えかかり、六左衛門は宿に帰った後発熱してうわ言を言い、3日後に死んでしまったという話。
- 細部
- 東上村の北にある雌滝と呼ばれる深い淵で、六左衛門という男が鮎を獲ろうとしていたときのことである。突然水面が激しく逆巻いたかと思うと、淵の中から大きな黄牛が現れ、うなり声を上げながら六左衛門に襲いかかってきたという。命からがら淵から上がった六左衛門は宿へ戻ったが、まもなく高熱を発してうわ言を口にするようになり、3日後にはそのまま息を引き取ってしまった。深い淵から牛が現れるというのは奇妙な話ではあるが、これはおそらく淵の主の霊であったのだろうと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1975年刊『日本随筆大成』第一期に収める西村白鳥の随筆「煙霞綺談」に記されている。
- 地域
- 愛知県豊川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ