とおののこうどうをくずしたおうごんのうし
遠野の坑道を崩した黄金の牛
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 金鉱で牛形の親金を掘り出そうとしたところ坑道が崩落し、坑夫七十五人が犠牲になったという話。
- 細部
- ある金鉱で、牛の形をした親金の鉱脈にちょうど掘り当たったことがあった。牛の角に見立てた部分に手綱をかけて引いてみると角は折れてしまい、今度は首のあたりに綱をつけて引いたところ、牛の姿をした鉱脈がわずかに動いたかと思われた瞬間、坑道がにわかに大きく崩れ落ちたのだという。この事故によって坑夫七十五人もの命が失われる惨事になったと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1922年刊『土の鈴』所収、佐々木喜善「黄金の牛」に記録がある。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ