おつかいめし
オツカイメシ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 八栗山の聖天から蛇の使いを授かると家は栄えるが、それは子孫の運を吸い取ったもので本人の死後に没落するという。
- 細部
- 香川県高松市の八栗山、俗に剣山とも呼ばれる山に祀られる聖天を篤く信仰すると、その使いとされる蛇を授かることがあるという。この蛇をオツカイメシと呼び、家で大切に育てていくと、蛇が育つのに合わせるようにその家も豊かに栄えていく。ただしこの繁栄には裏があり、実際には蛇を授かった当人の子孫が本来持つはずだった運を先取りして吸い上げているに過ぎない。そのため当人が死を迎えると、それまでの勢いが嘘のように家は一気に傾き、残された子孫は貧乏な暮らしから逃れられなくなるのだという。
- 広まり方
- 1932年の『兵庫県民俗資料』所収、宮武省三「倍美瑣談」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ