ぎょうじゃのおつげ
行者のお告げ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 行衣をまとった行者が神前で経を唱えると神が乗り移り、告げが下されるとされた。
- 細部
- この土地では祈とう師を行者と呼ぶ。祟りや障りが疑われる事が起きたとき、人々はその人のもとを訪れて願いを立てた。行者は行の装束を身に着けて神前に立ち、経を唱える。やがて神がその身に乗り移り、口を借りて告げが下されるという。原因の見えない不幸に対して、神の言葉という形で答えを与える仕組みであり、村の暮らしのなかで祈とう師が担っていた役割をよく示している。憑くのは怪異だけでなく神も同じだという理解も読み取れる。
- 広まり方
- 1988年刊『長野県史 民俗編 南信地方 仕事と行事』の共同祈願の章、祈とう師の項に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ