おとられいじん
オトラ霊神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- ヒョー越峠で殺された乞食婆オトラの怨念が疫病を流行らせ、霊神として祀られたという由来。
- 細部
- 佐久間町草木にはオトラ霊神と呼ばれる祀りがある。その由来は、昔ヒョー越峠を越えてやってきたオトラという名の乞食の老婆を、村の者たちが殺してしまったことにあるという。殺されたオトラの怨念はやがて村に疫病を流行らせるようになり、これを鎮めるために村人たちはオトラを霊神として祀るようになったと伝えられている。理不尽に命を奪われた者の恨みが、災いという形で村全体に及んだ例である。
- 広まり方
- 1991年刊『静岡県史 資料編25 民俗3』所収、吉川祐子「北遠の御霊信仰」にまとめられている。
- 地域
- 静岡県浜松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ