おとこのこ
男の子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 仏壇と神棚を同居させた家に男の子の霊が出た例と、杉並木で笑う赤い服の男の子に会った例が伝わる。
- 細部
- ある家の仏間に男の子が出るというので拝み手が呼ばれたところ、その家では仏壇と神様を一緒くたにして祀っていたことが分かり、それぞれ別々に拝むよう指導したという。以後、男の子の姿は見られなくなったと伝えられている。また別の話では、小学三年生のころに赤い上着と黒いズボンを身に着けた背の低い、顔の赤い男の子に出会ったという体験談もある。杉並木の茂みの中から笑いながら手を振っていたその姿はひどく恐ろしく感じられ、五十年以上を経た今でも、その杉並木を通らなければならないときには心の中で南無阿弥陀仏を唱えるようにしているという。
- 広まり方
- 1984年の『西郊民俗』所収、熊谷チヨ「鹿角の座敷ボッコ(二)―福子との関連を中心に―」に記録がある。
- 地域
- 秋田県鹿角市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ