ひのくるまのあめかいゆうれい
火の車の飴買い幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 伝染病で死んだ身重の女房が火の車に乗って飴を買いに現れ、墓を掘ると死体に抱かれた男児が生きていたという話。
- 細部
- 身ごもった美しい女房が流行り病にかかって亡くなり、弔われた。ところがそれから1週間ほど過ぎたころから、夜になると飴屋に一人の女が火の車に乗って現れ、飴を買い求めるということが続くようになった。同じころ、近くの寺では賽銭が原因不明のまま減っていくという出来事も重なって起きていた。不審に思った人々が女房の墓を掘り返してみたところ、亡くなった女房の亡骸に抱きかかえられるようにして、男の子が中で見つかったのだという。母の霊が幼子を育てるために、夜な夜な出向いていたものと語られている。
- 広まり方
- 1935年の『兵庫県民俗資料』に掲載された、桜谷忍「亡霊子育伝説」に記録されている。
- 地域
- 兵庫県香美町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ