おとひめ
おとひめ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 貧しい姉が門松を海に流した縁で水神から授かった犬が小判を出し、姉妹の運命を分けたという昔話。
- 細部
- 貧しく暮らす姉と裕福な妹がいた。姉が正月の門松を海へ投げ入れると水神が姿を現し、供え物の礼にと一匹の狆を授ける。この犬は米を三合食べるたびに小判を三両吐き出す不思議な力を持ち、姉はたちまち裕福になった。それを妬んだ妹は狆を借り受けるが、粗末に扱って死なせてしまう。姉が犬の亡骸を庭に埋めると、そこからえのみの木が育ち、実の代わりに小判をつけたという。
- 広まり方
- 1977年の『西郊民俗』所収、中岡之子「阿波北がたの昔話(一)―徳島県美馬郡―」に記録がある。
- 地域
- 徳島県美馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ