おてんぐさま
お天狗様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 榛東村では、天狗と力持ちが山造りを競い、鶏の鳴き真似で邪魔された跡が榛名湖になったと伝わる。
- 細部
- 榛東村に伝わる山造り競べの話。かつて相馬山のお天狗様と、北相馬に住む力自慢の男が、互いにどちらが立派な山を築けるか競い合ったという。男が土を運んでは積み上げ、山を築こうとしていると、天狗様は夜明けにはまだ早いのに一番鶏の鳴き真似をしてみせた。だまされて夜が明けたと思い込んだ男は悔しがり、その場でぐるぐると回った。そのとき男のかかとが刻んだ跡が今の榛名湖になったといい、積みかけたまま放り出された土の山は、ふたもっこ山と呼ばれる小山になったのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』第二編三二「群馬の伝説の代表例」(井田安雄)による。
- 地域
- 群馬県榛東村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ