おてんぐさま
お天狗様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 皆野町で行方不明になった小学一年生が、大木のてっぺんで見つかったという話。天狗に隠された者は、糞や屁など汚い言葉を口にすると魔力が切れて姿が現れるとされる。
- 細部
- 皆野町では、小学校一年生の子どもが行方知れずになり、日が暮れても戻らないことがあったという。大人たちが総出で手分けして捜し回っていたところ、一人が野外で用を足した拍子に、あたりで一番丈の高い木のてっぺんに子どもの姿を見つけた。天狗にさらわれた者を捜すときは、糞や屁といった汚い言葉をわざと口にすると天狗の魔力が弱まり、隠されていた姿が見えるようになる、と土地では言い伝えられている。この一件も、そうした言い伝えの実例として語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1976年刊行の『秩父民俗』所収、中田稀介「聞き書き七題」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県皆野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ