おてながさま
お手長様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 深谷市岡部町の森下イッケという同族集団では、天手長雄命というお手長様を祀っている。手が長く伸び、火事の際にその手を伸ばして火を消し止めてくれる火伏せの神とされる。
- 細部
- 深谷市岡部町にある森下イッケと呼ばれる同族集団は、ある神を祀っており、これがお手長様と呼ばれている。お手長様の正体は天手長雄命という神格で、火除けの神として信仰されてきた。伝えられるところによれば、この神は手が並外れて長く、近隣で火事など火難が生じたとき、その長大な手を遠方まで伸ばして、燃え広がろうとする炎を消し止めてくれるのだという。森下イッケの人々にとって、お手長様は一族の暮らしを火の災いから守る守護神として、大切にされてきた存在である。
- 広まり方
- 1986年刊行の『新編埼玉県史 別編2(民俗2)』第八章第三節に、茂木貞純・岡本一雄による各地の事例として収録されている。
- 地域
- 埼玉県深谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ