おすぎおたまのひ
お杉お玉の火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 妻にすると偽って連れて来られ殺された二人の遊芸人の怨霊が、夏の宵に二つ並んで灯る火。
- 細部
- お杉お玉と呼ばれた遊芸の女二人が、妻に迎えるという言葉を信じてこの土地へ連れて来られた。ところが相手の男にはすでに妻子があり、二人は口を封じるように殺されてしまった。その恨みが火となって残ったのがお杉お玉の火だと語られる。特徴は二つの火がかならず並んで現れることで、夏の宵のうちに見られるという。同じあたりでは狐火も目撃されており、二つが区別されながら語られている点に、この地方で怪火が身近な現象として観察されていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1957年の『伊那』所収、林伝治郎ほかによる座談会記録「お杉お玉の火座談会」に記録がある。
- 地域
- 長野県豊丘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ