おそれざんのいたここうよせ
恐山のイタコ口寄せ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 日本三大霊山の一つ恐山で、盲目の女性シャーマン・イタコが死者の魂を自らの体に降ろして遺族と対話させる「口寄せ」という儀式を行う。夏と秋の例大祭に多くの参拝者が訪れる。
- 細部
- 恐山は硫黄の匂いが漂う荒涼とした火山地形が死者の集まる場所・地獄と極楽に見立てられ、貞観4年(862年)に慈覚大師円仁が開いたと伝わる霊場で、本尊は延命地蔵尊。下北地方には「人は死ねば恐山さ行ぐ」という言い伝えがある。盲目の巫女イタコが依頼者の求めに応じて死者の霊を自分の口を通して語らせる口寄せは、戦後になって恐山で盛んに行われるようになったとされ、夏(7月)と秋(10月)の例大祭には一周忌や三回忌などの節目に故人の言葉を聞こうとする遺族が全国から訪れる。
- 広まり方
- 夏と秋の例大祭を中心に全国から参拝者が訪れ、テレビ番組や紀行記事でもたびたび紹介されている。
- 地域
- 青森県むつ市
- 年代
- 不明(平安期開山と伝わる霊場)~現代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ