おそなえ
お供え
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 農始めの朝に馬綱をなう男が供え物を食べる習わしがあり、女子が食べると難産になるとされた。
- 細部
- ノハダテ(農始め)の朝、馬が曳くヒデヅルという綱をなった男は、蒼前様への供え物を食べてよいとされていた。反対にもし女子がこの供え物を口にすると、お産が重くなると言い伝えられ、性別によって扱いが分かれる俗信として残っている。馬の労役に関わる男が特別に許される一方で、女性には慎みが求められる点に、農作業と出産という二つの営みを結びつける当時の価値観が表れている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗1』所収の農業民俗(家畜)の項に記録がある。
- 地域
- 岩手県一関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ