おそ
オソ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 島とその周りの海に棲むという獣で、人に化けたり道に迷わせたりすると語られた。
- 細部
- 饒では、夜通しで田に水を引くため川番についていた宮本の老人のもとへ、隣の中本の老女が縞の着物姿で包丁を提げて現れた。ところがその頭が禿げていたので偽物だと察し、煙草に火をつけてから向き直ると、姿はもう無かった。オソが化けていたのだといい、この怪は吉木と饒のあいだのおおがわらによく出るとされた。粟井や神浦では、前足の短い体長五十センチほどの獣で魚を食べると説明され、人を化かして山へ導いたり床下へ引き込んだりすると言い伝えられている。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗について―』および『あゆみ―忽那諸島の民俗―』(いずれも森正史監修)に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ