おしょうろうさん
お精霊さん
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 盆の十五日朝、お精霊さんに胡瓜の浅漬けと粥を供え、遅れると荷かづきにされるという富山市の言い伝え。
- 細部
- 富山市の盆行事では、旧暦七月十五日の朝、先祖の霊であるお精霊さんがさらりとした喉ごしのものを欲しがると考え、胡瓜の浅漬けと薄い粥を膳に用意して供える習わしがあった。この供え物は日が高くなる前に急いで整えなければならないとされ、もし供えるのが遅れるとお精霊さんに荷物を担がされる、すなわち荷かづきという罰めいた仕打ちを受けると言い聞かされてきた。祖霊への給仕を怠ると罰があるという形で、盆の作法を子や孫に伝える言い回しである。
- 広まり方
- 『富山県史 民俗編』1973年所収、漆間元三「盆中行事」に記録がある。
- 地域
- 富山県富山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ