おしのめどり
おしのめどり
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雄を射た猟師の夢に女が現れて嘆き、雌が自ら嘴で腹を貫いて死んだため猟師は出家した。
- 細部
- 郡山市に伝わるこの話では、つがいの鴛鴦の雄を弓で射殺した男の夢の中に、なまめかしい女の姿をしたものが現れ、夫を殺されたことを嘆く悲しい歌を詠じたという。その後、男が池を訪れてみると、雌の鴛鴦が自らの嘴で自分の腹を貫いて死んでいるのを見つけた。連れ合いを失った悲しみのあまり自ら命を絶ったと解され、これを目の当たりにした男は深く心を動かされ、その後出家してしまったと伝えられている。同じ郡山市に残る他のおしどり悲話とは異なり、雌が自害する結末と、猟師が出家するという展開を持つ異伝である。
- 広まり方
- 1965年の『伝承文学研究』所収、中塩清臣「説話変容の工程分析―阿曽沼綺譚を回転軸にして」に記録がある。
- 地域
- 福島県郡山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ