おしどり
鴛鴦
国内
未確認生物
- どんな話か
- 殺生を好む男が捕らえた雄の鴛鴦を巡り、夢に現れた雌に恨まれ、翌朝の変死を見て出家したという話。
- 細部
- 殺生を好み鷹を使う男が、ある鷹狩りの帰りに雄の鴛鴦を捕らえて餌袋に入れて持ち帰った。その夜、夢に美しい女房が現れて夫を殺されたと嘆く。身に覚えがないと否定すると、女房は和歌を詠んでふっと立ち上がり、それを見ると鴛鴦の雌であった。哀れに思っていると朝になり、前日の雄と嘴を食い合わせるようにして死んでいる雌鳥が見つかった。男はこれを見て世を儚み、出家するに至ったという。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成第一期』所収、大朏東華『斉諧俗談』に記録されている。
- 地域
- 栃木県佐野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ