こおりやましのめすがだくおすのくび
郡山市の雌が抱く雄の首
国内
未確認生物
- どんな話か
- つがいの雄を射た猟師の夢に幼女が現れ、雌が翼の下に雄の首を抱いて死んでいたという話。
- 細部
- 福島県郡山市に伝わる話では、ある猟師が赤池でつがいのおしどりの雄を弓で射止めてしまった。するとその夜、猟師の夢枕に幼い女の姿をしたものが現れ、悲しげな歌を口ずさんだという。それから毎晩のように池からは悲しい歌声が響き、あわせて怪しい炎が燃え上がるようになった。ある晩、猟師がその炎めがけて矢を放つと、歌声も炎もぴたりとやんだ。翌朝確かめに行くと、おしどりの雌が息絶えており、抱き起こしてみるとその翼の下には射殺された雄の首がしっかりと抱えられていたという。連れ合いを失った鳥の深い悲しみを描く、おしどり夫婦の悲話として広く知られる型の伝説である。
- 広まり方
- 1967年刊行の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫の橋に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県郡山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ