ひろしまのおさんぎつねといつわりのぎょうれつ
広島のおさん狐と偽りの行列
国内
未確認生物
- どんな話か
- 尾に火をともしライオンに化けて人を驚かせていたおさん狐が、職人を本物の大名行列に出会わせ死なせたという話。
- 細部
- おさん狐という悪戯好きの狐がいた。尾の先に火をともし、ライオンの姿に化けては通りがかりの人々をからかうのを好んでいたという。あまりの悪さに業を煮やした職人がついに狐を取り押さえ、火あぶりにしようとしたところ、狐は泣いて許しを願い出て、その代わりとして翌晩に大名行列を見せると申し出た。約束どおり翌晩、行列を目にした職人は、てっきり狐の化けた姿だと思い込んで褒め言葉をかけたが、それは狐の仕業ではなく本物の大名行列であった。無礼を働いたとして、職人はそのまま斬首されてしまったという。
- 広まり方
- 1959年の『民話』所収、片山英治「広島のオサンギツネ」に記録がある。
- 地域
- 広島県広島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ