おさき
オサキ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 赤城町のオサキは血筋で家に憑く利益神とされ、飼うと米や蚕を他家から呼び込むが江戸期には忌避もされた。
- 細部
- 赤城町に伝わるオサキの俗信。オサキは血縁のつながりによって特定の家筋に憑くとされる存在で、その家に富をもたらす利益神として信仰されてきた。オサキを飼っている、あるいは使っているとされる家は、米や粉、蚕などを他家からひそかに引き寄せることができると信じられていたという。一方で、江戸時代にはこうしたオサキを持つ家が周囲から忌み嫌われ、排斥された記録が文書に残っているとも伝えられている。富をもたらす一方で、持ち主の家が疎まれるという、オサキ信仰特有の両面性がうかがえる話である。
- 広まり方
- 1957年の『上毛民俗』掲載、今井善一郎「オサキ小考」に記録されている。
- 地域
- 群馬県渋川市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ