おさききつね
尾さき狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 伊豆三島でおさき狐を操る者が江戸へ護送される道中、川崎ではいたちの夜鳴きが続いたという奇談。
- 細部
- 伝えによれば、伊豆の三島のあたりでおさき狐という狐を使役する者がいた。その者が捕らえられて江戸へ連れて行かれる道中、川崎のあたりまではいたちが毎晩のようにひどく鳴き続けていたが、六郷川を渡った途端にその声はぴたりと止んだという。使い手が捕らわれた後も、使役されていたはずの獣たちがなお同行するかのように鳴き騒いだと受け止められている点が、この話の眼目になっている。
- 広まり方
- 1973年刊『日本随筆大成 第2期』に収める滝沢馬琴「兎園小説」に記録がある。
- 地域
- 静岡県三島市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ