おさきもちのかすじしんこう
オサキ持ちの家筋信仰
国内
未確認生物
- どんな話か
- 尾の裂けた小さな狐のような霊を家に飼っているとされる家筋(オサキ持ち)にまつわる関東地方山間部の憑き物信仰。長野県などには類似のクダ狐(管狐)の伝承がある。
- 細部
- オサキは埼玉県秩父地方や東京都奥多摩、群馬・栃木・茨城などの山間部集落に伝わる憑き物で、目に見えないほど小さく尾が裂けた狐の姿をしているとされる。オサキ持ちの家は婚姻や交際で周囲から避けられ、群馬県では田畑を借りないなど地域独自の忌避行動が伝えられている。長野県佐久地方などでは竹筒に飼うとされる管狐(クダ狐)の伝承が語られ、オサキと同一視されることもあるが、地域の家筋に憑くオサキと各地を渡り歩く小狐という違いを指摘する説もある。
- 広まり方
- 柳田国男以来の民俗学の調査対象として記録され、地域の聞き書きや妖怪データベースを通じて伝わっている。
- 地域
- 群馬県・埼玉県(秩父地方)・栃木県・茨城県・東京都(奥多摩)など関東地方山間部(中部地方には類似のクダ狐)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ