おさきがみ
オサキ神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山中の怪我はオサキ神という魔神に誘われたせいとされ、負傷者を家へ入れる前に払う作法があった。
- 細部
- 木地屋の間では、山で怪我をするのはオサキ神と呼ぶ魔神に誘われた結果だと考えられていた。怪我人を家や作業小屋へ入れるときは、そのまま招き入れれば魔神まで一緒に入ってしまうため、入口に箕を伏せ、桃・よもぎ・桑の小枝で三度叩く。三種をまとめて用いることもあった。箕が手元にないときは怪我人の頭を三度叩き、千里先の七里が島へ送るからオサキ神は退けと唱えながら、使った枝と箕を戸外へ放り出す。その動作と同時に怪我人を中へ入れるのが決まりであった。
- 広まり方
- 1938年の『民間伝承』所収、笹村浩「木地屋」に記録がある。
- 地域
- 長野県大鹿村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ