おーさき
オーサキ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 毛呂山町に伝わる婚礼の風習で、嫁入りの際にオーサキという狐の霊が取り憑くのを防ぐため、魔除けの松明を二つ焚き、その間を嫁が通り抜けるという。
- 細部
- 入間郡毛呂山町に伝わる婚礼にまつわる風習である。嫁入りの際には魔除けのためにたいまつを二つ焚き、嫁はその二つのたいまつの真ん中を通り抜けることになっていたという。これは、オーサキと呼ばれる狐の霊が嫁に取り憑いてしまうと困ったことになるためで、たいまつの火があるところにはオーサキが近寄れず、火のそばを通ることでその難を避けられると考えられていたことによる。嫁入りという人生の節目に、狐霊による災いを松明の火で防ごうとした、魔除けの習わしの一つである。
- 広まり方
- 同じく荒井貢次郎の「福蜜柑の花咲く部落」(『西郊民俗』1961年、毛呂山町権現堂部落の民俗資料)に記録されている。
- 地域
- 埼玉県毛呂山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ