おさかべひめ
長壁姫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 姫路城の天守に隠れ住むとされる女性の妖怪。天守で不審な灯りや怪異が見られると語られてきた。
- 細部
- 長壁姫は、姫路城の天守に隠れ住むとされる女性の妖怪である。最古の記録は延宝5年(1677年)の『諸国百物語』で、天守に現れた三十歳ほどの怪しい女が、のちに身の丈約6メートルの鬼神へ変じる姿を描く。以後も随筆や戯曲に登場し、天守では不審な灯りや怪異が見られると語られてきた。正体には老いた狐、天皇の女房の霊、姫山の地主神、築城時に人柱となった女など諸説があり、定まっていない。宮本武蔵が怪異を調べ、名刀「郷義弘」を授かった逸話や、長壁姫から櫛や錣を与えられた話も伝わる。
- 広まり方
- 姫路城にまつわる怪談として江戸期から現代まで繰り返し文献に取り上げられ、広く知られるようになった。
- 地域
- 兵庫県
- 年代
- 江戸時代(最古の記録は1677年)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ