おろくしょうさま
オロクショウサマ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 和光市では卯の日は府中市の大国魂神社(オロクショウサマ)の田植えの日とされ、その日に田植えをすると死者が出るといわれ、田植えを避けたという。
- 細部
- 和光市に伝わる話で、卯の日は府中市にあるオロクショウサマ、すなわち大国魂神社の田植えの日にあたるとされていた。この神社の田植えと重なる日に自分の田で田植えをすると死者が出ると言い伝えられていたため、地元の人々は卯の日の田植えを避ける習わしを守っていたという。田植えの時期は本来、天候や苗の生育に合わせて各家が決めるものだが、和光市ではそれよりも遠く離れた府中の神事の日取りが優先され、農作業の禁忌として住民のあいだで共有されていた点が特徴である。
- 広まり方
- 1989年刊の雑誌『西郊民俗』に長沢利明が寄稿した「六所宮と田植え禁忌」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県和光市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ