おおざめのいみび
渦潮の忌み日
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 海女が特定の日に海へ出ると、海が異様に渦を巻いていたため以来その日は仕事を休むようになったという。
- 細部
- 旧暦六月一日は、大島の神二柱が海中で出会う祭日とされ、志摩町の海女はこの日に海へ出ず、仕事を休む。かつて同じ日に海へ向かった海女が、海面の水が激しく渦を巻くのを見て引き返したことが、この禁忌の由来として伝わる。それ以来、六月一日に海で働くことは決してしない。岩田準一「志摩の蜑女作業の今昔」は、『島』1934年の記録として、志摩市志摩町のこの習わしを伝えている。
- 広まり方
- 岩田準一が1934年発表の「志摩の蜑女作業の今昔」(島)に記した海女の禁忌にまつわる伝承。
- 地域
- 三重県志摩市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ