はこねのろうしのかいちょうたいじ
箱根の浪士の怪鳥退治
国内
未確認生物
- どんな話か
- 加賀で浪士をさらった巨鳥が箱根の山中まで飛び、斬られて翼を取られたという話。
- 細部
- 加賀のあたりで、ある浪士が大きな鳥に掴み上げられ、二刻ほども空を運ばれた。鳥が見知らぬ山中で羽を休めた隙をつき、浪士はこれを斬り伏せて翼を切り取り、命からがら山を下りたという。翼の大きさに驚いた土地の者に場所を尋ねると、そこは箱根の湯本の近くであった。のちに江戸へ出た浪士は、この一件が武勇として評判になり仕官がかなったと伝えられる。怪異の遭遇が身の証しとなって出世につながる筋立てになっている。
- 広まり方
- 1976年刊の『日本随筆大成第一期』に収める伴蒿蹊『閑田次筆』に記録がある。
- 地域
- 神奈川県箱根町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ