おおさき
オオサキ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 東秩父村では、オオサキという憑きものを避けるため1月16日に法印が法力で動物を集める四足寄せを行い、家で飼う四足がその力にかからないよう呪をかけたといい、憑かれた家はオオサキモチと呼ばれ忌まれた。
- 細部
- 東秩父村に伝わるオオサキ(憑きもの)にまつわる話である。センビキゲーというものは、魔物から四足(家畜)を守るためにあるのだという。1月16日になると、法印が法力によってあらゆる動物を集める「四足寄せ」という行事を行うことがあり、この時には、家で飼っている四足にまでその法力が及ばぬよう、あらかじめ呪をかけておくのだとも伝えられている。また、この地区の近隣には、周囲からオオサキモチと名指され、敬遠されてきた家も存在した。家に取り憑く存在としてオオサキが語られており、そうした家の伝承が今に残っている。
- 広まり方
- 1974年刊行の『秩父民俗』に田中正明が寄稿した「東秩父旧槻川村の民俗」(三)、および1975年刊行の同誌「東秩父旧槻川村の民俗」(四)に記録されている。
- 地域
- 埼玉県東秩父村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ