さつませんだいのしわすにくるおおおとこ
薩摩川内の師走に来る大男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 薩摩川内市下甑町では、師走末の夜に現れる大男を斬り捨てた家がその後夫婦とも失明し家系が絶えたという祟りの話が伝わる。
- 細部
- 下甑町のサイヘエ松のそばにあった一軒の家には、毎年師走二十九日の晩になるとドテラを着た見慣れない大男が現れ、家の中の横座に座り込むという出来事があった。この話を聞きつけたある者が大男を討ち取ろうと企て、灰神楽を起こして驚かせたうえで抜き打ちに斬り捨ててしまった。ところがそれ以降、この家の夫婦はたちまち目が見えなくなり、やがて家系そのものが途絶えてしまったと語られている。異形の来訪者を害することへの報いを示す話である。
- 広まり方
- 1954年の『民間伝承』に掲載された櫻田勝徳「甑島遊記(五)」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県薩摩川内市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ