いちのせきのやまでおいせまるおおおとこ
一関の山で追い迫る大男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の頂上で一休みしていた男の背後に、一丈ほどもある髭の大男が笑いながら立っていた。
- 細部
- 山に登り、頂上でここから先は江刺郡だろうと一息ついていたところ、いつの間にか背後に一丈(三メートル)ほどもある髭の大男が笑いながら立っていた。慌てて逃げ出し山を下ったが、麓まで来てもやはり同じ髭の大男が待ち構えるように立っていたという。逃げても逃げても同じ姿に行く手を阻まれるという構成は、山中で方向感覚を狂わされる怪異譚に共通するものである。
- 広まり方
- 1973年刊『旧中川村の民俗』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査による。
- 地域
- 岩手県一関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ