おおおとこ
大男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山へ向かう途中で大男に相撲を挑まれた男は煙草入れを外した途端に負け、後日大石を乗せられて死んでいたという。
- 細部
- 今からおよそ五、六十年前のこと、ある男が山へ向かう途中で大男と行き会い、相撲の勝負を挑まれた。何度取り組んでも男のほうが勝ち続けていたが、大男は男が腰に下げていた煙草入れに目を留め、それを外すよう言いつける。言われるままに煙草入れを外したとたん、なぜか男は勝負に負けてしまった。後日、近所の者が通りかかると、この男は大きな石を体の上に乗せられた姿で死んでいたという。煙草入れの中には多くの守り札が納められており、五月十三日は山日と呼ばれ、この日ばかりは誰も山へ入らない。
- 広まり方
- 『ひだびと』1943年掲載、三木春露「讃岐郷土異聞(一)」に記録されている。
- 地域
- 香川県東かがわ市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ