きつねばやしのおおおとこ
狐林の大男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 栗拾いを邪魔した大男が、物音とともに大狐が跳び去ると同時に消えていたという話。
- 細部
- 狐林と呼ばれる場所へ栗を拾いに入ったところ、大柄な男が現れて手出しをさせまいと立ちはだかった。押し問答をしているとき、藪のなかで何かが動く音がして、大きな狐が跳ねるようにして走り去った。あわてて向き直ると、目の前にいたはずの男の姿はどこにも見当たらなかった。狐が人の姿を借りて山の恵みを守っていたと解される話で、林の名そのものが正体を先に明かしている点に土地の語りの妙がある。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』所収、有賀恭一の信州諏訪湖畔の狐に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ