おおおとこ
大男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 秩父市飛龍山にいたという大男は狩人や獣を襲い崖崩れや川の濁りを引き起こしていたが、ある狩人との首っ引きに木で体を支えられて敗れ、山奥へ駆け去ったという。
- 細部
- 秩父市の飛龍山には大男が棲んでいたと伝えられる。この大男は狩人や山の動物を捕らえて餌食にするほか、崖を崩したり川の水を濁らせたりと、山でさまざまな災いを引き起こしていたという。ある時、一人の狩人がこの大男と首っ引き(互いに首を掛け合って引っ張り合う力比べ)をすることになった。狩人が機転を利かせ、木で体を支えながら引き合ったところ、ついに大男が敗れてしまった。負けた大男は涙を流しながら、そのまま山の奥深くへと駆け去っていったと語り継がれている。
- 広まり方
- 1968年刊行『秩父民俗』所収、山中雅文「大滝村で採集した二つの伝説」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県秩父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ