なんぶのおおにゅうどうをしずめたきょうもん
南部の大入道を鎮めた経文
国内
未確認生物
- どんな話か
- 賀祥や法寧寺に出た大入道は岩への経文彫りや祈祷で鎮められ、正体は切り株や鯉だったという。
- 細部
- 賀祥という土地にはかつて大入道が出没し、その祟りのためか事故が絶えなかったが、村人が岩に南無阿弥陀仏の文字を彫り込んで鎮めたところ、以後は事故が起こらなくなったという。また法寧寺には大入道のほか三本足の鶏など様々な化け物が現れ、通りがかった旅の僧が祈祷によってこれを退治した。正体を確かめてみると、大入道は切り株であったり池に棲む鯉であったりし、三本足の鶏の正体は屏風に描かれていた絵だと分かり、物をぶつけると屏風が破れてそのまま姿を消したという。
- 広まり方
- 1989年発行の『常民』誌に、中央大学民俗研究会による鳥取県西伯郡西伯町の調査報告書の一編として収められている。
- 地域
- 鳥取県南部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ