おおにゅうどう
大入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 正徳の頃、野で急に大風とともに現れた大入道を見越入道だと笑った者が、その後高熱と頭痛に苦しみ死んでしまい、疫病神とみなされたという。
- 細部
- 正徳の頃のことである。馬に乗って野原にさしかかったとき、急に強い風が吹きつけたかと思うと、身の丈一丈三、四尺ほどもある大入道がぬっと現れたという。居合わせたある人物は、それはきっと見越入道だろうと言って笑ってみせた。ところがそれからというもの、この人物は発熱と頭痛にひどく苦しめられるようになり、とうとう命を落としてしまったのだという。この化け物の正体は、疫病をもたらす神であったのだろうと語られている。
- 広まり方
- 1975年刊の『日本随筆大成』第一期に収められた西村白烏「煙霞綺談」に記録がある。
- 地域
- 愛知県名古屋市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ