まつやましののびるおおにゅうどう
松山市の伸びる大入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人けのない道で臆病な者の前にだけ現れ、見る間に丈を増していく怪。
- 細部
- 饒では、気の弱い者が人通りの絶えた場所を通ると大入道に出会うと語られた。初めから大きいのではなく、見ているうちにみるみる背丈が伸びていくため、高坊主の名でも呼ばれる。饒のつきやぐらと呼ばれる辺りが特に出没する場所として挙げられている。恐れを抱いている者にだけ現れるという条件が明示されており、暗い夜道で人の心が生む像として理解されていた面がうかがえる。カワウソの変化とする伝承とも隣り合っている。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗について―』(森正史監修)の「かわうそ」の話あれこれに記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ