まつもとのはかまいりにでるおおにゅうどう
松本の墓参りに出る大入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の墓参りに出た母子の前に現れた巨大な影で、狢の仕業とも語られた。
- 細部
- 亡くなった主人に仕事のことを相談したいと考えた女房が、息子を連れて夜中に墓へ向かった。そこで二人の前に大入道が現れたという。驚いた母子は逃げ帰り、女房はこれを、夫が来なくてもよいと告げたのだと受け止めた。もっとも、あれは狢が人を驚かせただけだと言う者もいたと伝えられている。死者への相談という動機と、獣の仕業という現実的な解釈が、同じ話の中に並んで残されている点が興味深い。
- 広まり方
- 1929年の『民族』に載る有賀喜左衛門の爐辺見聞に記録がある。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ